雪洞に泊まろう ~雪洞の堀り方~

せっかく雪がたくさん降る国に住んでいるのに、「雪山に行ってもテントにしか泊まっていないよ」なんて人、結構いるのでは?

どうせ雪山で泊まるのなら一度は「雪洞」を掘ってみよう。

初心者のための雪洞の堀り方

と、いうわけで、たった1度しか雪洞を掘ったことのない人の雪洞講座をしてみます(^^; ま、軽く参考にしてみてください。参考になることがあれば…。

と、その前に、雪洞の利点を説明しなければなりません。雪洞の利点にはいろいろなものがありますが、主には以下のようなものでしょう。

  • 外が吹雪でも、中は静か。
  • どんなに風が吹いても関係ない。
  • 結露しにくい。
  • テントがなくても作れる非常用住居。
  • 雪山をぞんぶんに楽しめる。

雪洞には他にもたくさんの利点があると思いますし、雪洞のなかにテントを張るという合わせ技もあります。このへんのテクニックは知っている方にはぜひお知らせいただきたいです。

また、雪山をやるという方にとっては、雪洞を作る経験を積んでおいた方がもしもの時に安心だと思います。

さて、実際の作り方をみていきましょう。

1 雪洞が掘れるくらい積雪のある場所を探す。

  • 吹き溜まりや、雪庇の下などが掘りやすい。
  • ゾンデ(プローブ)等を用いて積雪を測る。
  • テントがまるまる入り、かつ天井を1m以上残せる場所がよい。
  • 雪庇の下に作る場合、雪庇が崩れると危険なので安全には十分留意する。

2 掘る場所の見当をつけたら、ちょっと掘ってブッシュなど障害物がないか確認。

3 掘れそうだったらスノーバーを用いて雪面に切り込みを入れる。

  • 雪洞が掘れるほど積雪のある場所ではスノーバーが必須(らくちん)!
  • 切り込みを入れたらテコの原理でスコップを用いブロックごと取り除いていく。

4 あるていど掘れたら中にはいってどんどん掘る!

  • 雪洞の規模が大きい場合は2ヶ所から掘り進め、中でつなげる。
  • この場合は出来上がったあと、空気穴を残して片方の入り口をふさぐ。

雪洞堀り

  • なかに溜まった雪はテントマットやロールマットに置いて外に流すとラク。
  • テントマットやロールマットは外側に傾斜がつくように並べるのがコツ。
  • そうすればなかの雪は自動的に外に流れていきます。

雪洞からみた外

5 天井が薄くならないように気をつけて居住空間を広げていく。

  • 天井はドーム型にするのがポイント。そうすれば溶けた雪は天井をつたっていくので居住空間にしたたりません。

雪洞のなか

6 居住空間が完成したら入り口をツェルトタープで塞いで完成!

  • 余裕があれば棚をつくると便利。
  • 長めのペグを持って壁に刺すとそこになんでもかけられて便利。

まとめ

とまあ、タカマタギのときはこんな感じで作りました。人によってはなかにツェルトを張って完成とする人もいるようです。ぼくも本やインターネットの記事をみて見よう見まねで作りましたが、意外とつくれちゃったりします。

もちろん、雪洞の作り方は他にも色々ありますし、もっと洗練された方法もあると思います。この記事を見て雪洞にチャレンジするという方は、必ず他の情報も集めてくださいね。その方があとで助かると思いますので…。以上、ご参考までの報告でした。

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