鳳凰三山3日目、御座石鉱泉のおばちゃんは面倒見がいい

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 翌日は前回の失敗を繰り返さないよう、
しっかりアラームを鳴らすことにした。
もし、アラームがならず、寝こんでしまったら
下手したら東京まで帰れないかもしれない!
それくらい、雪はふっかふかだったのだ。
鳳凰小屋を出発し、すぐにすっごく深い雪になる。
この日もまた腰までのラッセルだ。
きっとこっち側は冬の間ずっと雪が降っているのではないか、
と思ってしまうほどの積雪、そしてふわふわ度。
自分はスキーとかスノボとかはしないからわからないが、
きっとこれがパウダースノーとか言って、彼らがありがたがる類の雪なのだろう。
ラッセルする側にとってはこんなに憎い雪質はないのに!
ちっくしょう。
もっと大きくなったらこういう雪のあるスキー場に行って
滑ってやるぜ、とかもはや子どもじゃないのに、
そう思いながら一所懸命にラッセルする。
そして難所はやってきた。
おそらく夏道でも危険であろう谷のトラバースだ。
というか、夏道をそのまま辿ろうとしても辿れない感じになっていた。
むう。
これは…難しいトラバースになるだろう。
距離は20mほどで、傾斜は一番きついところで70度くらいある。
だが、越えねばならないのだ…!
なので、越えておいた。
ちなみにこのトラバースは結構大変で、
最後の最後で傾斜がきつすぎてしばらく動けなくなってしまった。
なんとか力づくで越えたので、
一緒にきている人が無事に越えられるかどうか心配だったが、平気だった。
トラバースの後、トレースが現れ始めたので、
どうやら先行者はこのトラバースを越えられなかったらしい
最後の最後で気を抜きそうなときにでてくるトラバースなのでイヤラシイ。
なお、このさらに後にも谷が現れるが、
そこは鎖があるのでなんなく越えることができる。
むしろこの、なんのヒントもないトラバースが一番の難所だ。
そして後はひたすら下山下山。
鳳凰三山の下山は本当に長くつらい。
こういう山は苦手だ。でも仕方ない。
山自体はいいから。
そして、午後3時になったころに、御座石鉱泉にたどり着いた。
夏道なら4時間くらいの道を、倍以上の時間をかけて下った。
御座石鉱泉は営業はしていなかったが、
犬がいたので人がいるのだとすぐにわかった。
犬が吠えまくっていると、御座石鉱泉のおばちゃんが現れ、
御座石鉱泉のバスを呼んでくれたり、
甲府からの高速バスの時間や、最寄りの駅の時刻表など調べてくれた。
そして御座石鉱泉から駅まで届けてくれたおっちゃんも面白い人だった。
なんでもニホンミツバチをやっているらしい。
これは、エコツーリズムや、ぼくのNPOにもつながる話なのだが…。
この話はまた次の機会にしよう。
お疲れ様!

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