アブラムシ駆除のために牛乳を使ってみたら効果抜群だった

台湾に来てはや1ヶ月。最初に見たときは本当に小さな苗だった「青花筍（ブロッコリーみたいなのらしい）」の背丈が30cmほどになりました。

比較的虫食いも少なく、順調に育っているかと思いましたが、よくよく見ると小さな虫食いがアチコチにあります。葉っぱの裏を観察すると、ん?　緑色の小さな粒々がたくさん…。

アブラムシだ!

アブラムシ駆除には牛乳をスプレーするといいらしい

アブラムシの他にも、時々イモムシがいたり、なかにはすでにサナギになっていたり…。どうやら、主にアブラムシが葉っぱを食べていたみたいです。これはそのままにはできません。駆除しなければ。

ということで、インターネットで調べてみると、アブラムシの駆除には牛乳をスプレーするのが一番いい方法のようですね。

アブラムシは牛乳をスプレーされると呼吸ができなくなって死んでしまうそうです。

同じように駆除するために片栗粉を溶かした水をスプレーしても良いようですが、情報が少なく片栗粉をどれくらい使えばいいのか分かりませんでした。

ということで、ちょっともったいないのですが牛乳をスプレーしてアブラムシを駆除することに。ちなみに、牛乳を薄めてしまうと効果がないそうです。もったいないなあ…。

先生の話によると、アブラムシは湿気を好むとのこと。そのためか、アブラムシのほとんどは葉っぱの裏にいます。

一枚一枚葉っぱをめくって、牛乳をシュッシュッとスプレー。さあ、これでアブラムシは死んでくれるでしょうか。

ちなみに、背丈が2〜30cmくらいに育った30株くらいに牛乳をスプレーしてみましたが、400mlくらいあれば十分なようでした。

そして後日…。

牛乳スプレーはアブラムシ駆除に効果抜群だった！

おお!　アブラムシが死んでいる!　指先でチョコッと触るとパラパラと落ちていきます。確認してみると確かに動いていません。

死んでいるだけでなく、あきらかにアブラムシがくっついている葉っぱが少ない!

ちなみに、唐辛子で作ったスプレーもまこうと思ったのですが、先生いわく唐辛子スプレーはアブラムシ駆除には効果がないそうで。生きているアブラムシは手でつぶして駆除し、少ないうちにまた牛乳をスプレーすると良いそうです。

さらに念を入れて地面にもスプレーするとなお駆除の効果が上がるとのこと。地面にも牛乳をスプレーするなら、30株で500mlでちょうどかな?

それにしても、この畑は湿気が多いです。湿気が多いとアブラムシも増えるので、水をあげるときは上からではなく根本に与えると良いようです。

作物が大きくなるのが楽しみです。

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