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旅がもっと楽しくなるフェリー

トカラ列島の中之島で農業ボランティアのツアーを行った後、同じくトカラ列島の宝島を訪れて、ここまで来たなら奄美大島まで行ってしまおう! と思って奄美大島に行き、ようやく鹿児島市内に戻ってきました。

中之島では東日本大震災の影響を受け、帰りのフェリーが2日間遅れ、宝島では多すぎる怪談に怯え、奄美大島ではまたテントのポールを破損させるなど、悪いことも色々あったけれど、トータルで見れば実りの多い旅になっています。

奄美大島やトカラ列島から直接、屋久島に行けないのはとても不便ですが、ぼくの場合は一度鹿児島市内に戻って、役場や博物館の方とお話できる機会があったほうが逆に便利かもしれないと最近思うようになってきました。
ところで、南西諸島の島旅といえば、島伝いの旅が楽しいもの。

屋久島や奄美大島、沖縄など、一ヶ所に行く予定があれば、ぜひ、時間を少し余分にとって他の島も楽しんでみたらどうかと思います。

例えば、沖縄であれば、帰りを飛行機ではなくフェリーにすれば、奄美群島経由で戻ることもできるし、奄美大島に行くなら、帰りをトカラ列島経由にすることもできます。

船酔いする方にはオススメしませんが(^^; そうでなければ、フェリーを利用し、上陸する余裕がなくても船上からながめることができますから、旅の思い出のアクセントにもなります。

ぼくは今回の旅で、奄美大島から鹿児島まで、喜界島経由で帰ったのが幸いして、喜界島を離れる人たちへの盛大なお別れシーンをお目にかかることができました。

フェリーの場合は、乗客同士の触れ合いもあるし、何が起こるのかわからないのも、また魅力ですよ。