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コスパの良いクラフトビール

コスパの良いクラフトビール

パッションフルーツを半分に切って、スプーンで中身をかき出して、パッションフルーツジュースを作りました。小さめのサイズ30個で500mlくらいになりました。これを冷凍します。

残りも30個近くあるので、明日にでもまた同じ作業をしようと思います。それもまた冷凍します。

何に使うのかというと、パッションフルーツビールを作るのです。2年くらい前にふと思い立ってパッションフルーツを混ぜてから発酵させたビールが結構美味しくて、毎年作りたいな〜と思っていたのですが、パッションフルーツは夏のフルーツだから、ビール作りの季節と合わないんだよなあ…と逡巡して手付かずでした。

結果、パッションフルーツは台湾では夏から秋までずっと収穫できることが発覚。カミさんがたっぷり仕入れてくれました。

それでもまだビールを作るには気温が高いのですぐには使えないのですが、そういう時は文明の利器である冷凍庫で解決です。多少味は変わるでしょうが、まあ良いとしましょう。もう少し早くこの方法を思いついていれば、季節を問わずにいろんな味のビールが作れたのに、気付くのが遅かったです。

自家醸造ビールは、趣味としては結構コスパがいいと思います。よそでクラフトビールを飲もうとしたら180元くらいします。これ、日本円にしたら700円くらいですよ。物価換算すると日本で1本1200円くらいのクラフトビールを飲む感覚です。

ところが、自家醸造なら人件費を抜けば、作り方にもよりますが1本10元とか15元くらいで収まります。当然、作るのに手間はかかりますが、節約でやるというよりは趣味なので気にしないことにします。

麦芽の種類から始まり、糖化にさせるための温度や時間、ホップの種類や組み合わせ、量、中には毎回オリジナルラベルをデザインして印刷するなんて人も。色々工夫できて楽しくて美味しくて安い。こんなにいい趣味はありません。

ぼくの場合は、シンプルなビールに蜂蜜やフルーツジュースを加えることで味を変えるのにハマっています。何しろこれは簡単で変化が分かりやすいので。

そんなわけで今回は、麦汁を作って一次発酵する前に追加する味付け用にパッションフルーツジュースを用意したというわけです。

個人的にはホップがたくさん入ったIPA系が好きなので、今年は初IPAにも挑戦したいですね!

ただし自家醸造ビールにも欠点が。それは、デカい鍋を移動するのに毎回腰をちょっと痛めることです。

※日本ではアルコール分1%以上の酒類を自家醸造することは禁じられています。