行き先は、風に聞いてます。

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谷川連峰・茂倉谷 増水の記録

 昨日28日は各地で局所的な豪雨があり、大変なことになっていたようだ。
今日の朝刊によると、この豪雨は今日も引き続くらしい。

 今月18~20日にかけて行ってきた谷川連峰でも豪雨で散々な目に合ってきた。


 18日の夜、土樽駅でステビバ(駅で寝ること。ステーションビバーク。)し、
明けた19日の空はどんよりとしていた。

それでも何となく晴れるんじゃないの?
という、いい加減な理由で魚野川支流の茂倉谷に入渓。
本当は万太郎谷という一級品の沢に登りたかったのだが、
あいにくの天気だったので、急遽変更した沢である。

渓観は思いの他よかった。
雨が降っていてもキレイなのだから、晴れればよっぽどの沢だろう。

最初に現れる7mナメ滝

そのすぐ上の3mナメ滝

開けていて、晴れていれば気持ちよさそうな場所

ナメ床

 ああ、晴れていればなあ。
遡行開始後からどんどん雨が強くなってきた。

大粒の雨になり、やがて豪雨へ。

ん? なんか水が濁ってる…?

あれ? 水、まっ茶色じゃない?

あら?

あれれ?

 と、いうことで遡行から1時間くらいであっという間に増水。
行きと帰りでの水量は比べ物にならないほどのものになっていた。

帰宅後わかったのだが、この日白馬では大雪渓上で土砂崩れが起き、死者が出ていた…。
自然はやっぱり恐ろしい。

でも、こんなにきれいでもあるのだ。

晴れるとこんなにいい感じに

 翌日は釣りをするだけにとどめておいた。
魚野川本流の水量は一夜明けてだいぶ落ち着いてはいたが、
こちら、支流の茂倉谷の水量はあまり減っていなかった。

ちなみに釣果はというと、後輩が初めて小さなイワナを1匹釣り上げて喜んでいた。
それも、納竿している間に気づくというラッキーだった。

 次回は9月2日~10日の予定で南アルプスに行ってきます。
すっきりと晴れてくれればいいのだが。