行き先は、風に聞いてます。

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さあ、出発しますか。

MasatoとSatoruは、自転車を飛行機に載せるときはけっこう緊張するらしい。

ぼくは大して気にも留めていなかったが、飛行機の貨物ってドカドカ投げられるらしいので、自転車が壊れてしまわないかどうかが心配でしかたないようだ。

え? ぼくは「まあ、なんとかなるっしょ。」くらいにしか思っていなかったよ。

ちなみに自転車を梱包材(例のプチプチ。英語ではBabble wrapというらしい)で丁寧に巻いてきたMasatoくんの自慢の自転車はほぼ無傷。

なんにもしなかったDaichiの自転車は同じくほぼ無傷。

そして丁寧に梱包材と柔らかいロールマットで丁寧にくるんだSatoruくんの自転車は、ボトルホルダー破損。

という結果でした。まあ、壊れるときは壊れるってわけですね。

他の人にじろじろ見られながら自転車を組み立て、さて、ダーウィンの中心地へと走り始めました。

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