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思考の徹底をせよ

思考の徹底をせよ

この夏、ECOFFで活動ができたのは、わずか5地域のみでした。ECOFFの活動の中心となる小さな離島では新型コロナの感染リスクが高いためです。募集開始時点では開催予定だったにも関わらず、感染者の増加によって開催を断念した地域も5地域ありました。非常に残念です。

しかし、コロナの影響によって都会で暮らす価値を見失った人も一定数おり、今後も地方創生の流れは待ったなしだと考えられます。

311やコロナなど、どちらもネガティブな原因ではありますが、地方へ新たな価値を見出す人が増えたことは、ECOFFにとっては喜ばしいことだと言わざるを得ません。

さて、そんな中でECOFFは、新たなプログラム開発のために「認定NPO法人 サービスグラント」の支援を受け、この秋に協働プロジェクトをスタートさせることとなりました。

具体的には、社会人向けのプログラムと、各地の世話人を発掘し活動地域を広げるためのマネージャー制度のマーケットリサーチを行います。

認定NPO法人 サービスグラントは、簡単に説明するとNPOを支援するためのNPOです。大変心強いです。

サービスグラント内でのキックオフMTGは本日行われ、明日はECOFFの関係者を交えたキックオフMTGが行われます。メンバーは10名と、今までECOFFが関わってきたプロジェクトで最大規模です。

ということは、ぼくにはそんなプロジェクトの中心になった経験がありません笑

まずはやっぱり自分のことを理解してもらうことだろうと思い、プロジェクトのことだけでなく自己紹介用のスライドも作成したのですが、そこで自分を表すために出てきた言葉は…。

アントニオ猪木さんの言葉であり、探検部のスローガン的な言葉だった「行けばわかるさ、迷わずいけよ。」

高校時代の担任教諭の言葉「思考の徹底をせよ」

東京農大の教育方針である「質実剛健・自主独立」

の3つでした。

人生においても、仕事においても、この3つの言葉が常に後ろにあります。

特に大切にしているのは「思考の徹底をせよ」。どんな壁にぶち当たっても、思考を徹底すればいずれ答えが出てくるので、思考停止に陥りそうになった時はこの言葉を思い出しますし、学生に相談を受けたときもこの言葉を教えるようにしています。

しかし、このコロナ禍においては思考停止になることが度々ある…というか、徹底しても答えが出てこないことがままあって、ああ結局徹底できてないんだな〜と思わせられます。

この言葉、壁にぶち当たった時に結構役に立ちますので、皆様もぜひご利用ください。

この言葉をくれた先生は、母校の先生の中では変人扱いだったけど、ぼくにとっては尊敬できる先生の1人です。

まだ元気かなー。未だに扇子持ちながら「日本はもう終わるよ」とか言っているんだろうか。