悩んだときの卒業アルバムみたいな。
ふとしたキッカケで物置から取り出したのは、農大探検部創立50周年記念の厚い冊子。
表紙には数々の探検のシーンが散りばめられており、ながめるだけで楽しい。
ページをめくってみる。
先輩からのメッセージや、後輩が書いたメッセージ。ふと、探検部時代がなつかしくなってしまった。
思えば、今こうして自分でNPO法人を立ち上げているのも、すべては探検部のおかげだ。人生なにがひとを変えるかわからない。
悩んでいるときに卒業アルバムを開いてしまったかのような気持ちだ。
あのとき、「探検とは何か」「自分たちのすべきことは何か」と真剣に考えていたときのように、今こそぼくは真剣に考えなければならない…。
なーんてね。
何事もあまり無理しすぎてはいけない。ゆっくり着実にものごとを運ぼう。そう思いはじめています。