行き先は、風に聞いてます。

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剣山へもう一度 (1) ~徳島へ~

昨年行った「厳冬期徳島県剣山脈縦走計画」
徳島の山に雪なんかそんなに積もるのかいな、なんて考えつつも、
秋に見た美しい笹原の稜線が真っ白けに化粧されているのを期待して行ってみた。
そして出会った素晴らしい雪の稜線。
はるか昔の焼畑の名残りで(?)森林限界がすっかり低くなった剣山脈には
標高2000mにも満たないというのにアルペン的な雰囲気が漂っていた。

剣山へもう一度 (1) ~徳島へ~
剣山脈第二の主峰、三嶺(みうね)。
標高1893mとは思えない迫力。

しかし、剣山脈西端に位置する天狗塚から始めた冬の縦走は、
最終地点の剣山を目前にして春一番の嵐によって中断せざるを得なくなった。
トレースをつけられなかった1日分の縦走路…。
今年の冬は、もう一度そこにチャレンジしてみよう。
今回は新たに加わった3人の仲間と共に徳島へと向かった。
あの、美しい稜線をもう一度見るために。


さて、東京から徳島に行く場合は夜行バスで行くのが一番らくちん。
知る人ぞ知る、エディ号を使っていく。
ちなみに学割を使えば(学生証でOK)、片道8000円しない。
夜に渋谷を出発し、翌朝は徳島に到着しているワケだ。

剣山へもう一度 (1) ~徳島へ~
あわただしい出発の準備
汚いなあ、この部室。

さらに、我々の場合は学校の目の前の道路から渋谷行きの路線バスが出ている。
これはラクだ。
しかし、ラクがゆえの油断はよくあること。
今回もゆっくり食事をとっていたらバスの時間ギリギリになってしまった。
おまけにN隊員が渋谷行きのバスが来る直前に忘れ物を取りに行ったおかげで
路線バスに乗る時点で遅刻。さっそく1本逃す。
なんてヤツだ。
コイツのおかげで路線バスが渋谷に着いた途端にダッシュしなければならなくなった。
そして、エディ号出発ギリギリにバスターミナルに到着。
ほんと、もう、なんで我々はこんなに時間にルーズなのか。
(つづく)
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