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剣山へもう一度 (3) ~雪がない尾根~

翌日は夫婦池から林道を歩いて見ノ越まで行き、登山開始。
2年前に通った道を再び通っていくと、時々懐かしい気分になる。
この日の予定はとりあえず剣山頂上手前のリフト駅にあるテントサイトまでの行程だったが、
テントサイトに着いた時間はなんと午前7時30分。
まあ、そもそも前日に夫婦池まで行けるとは思っていなかったので、
かなり行程が縮んでいるのだ。
しかし…本当にまったく雪がない。
果たして去年みた美しい剣山脈の稜線を見ることはできるのだろうか?

剣山へもう一度 (3) ~雪がない尾根~
標高が上がるにつれ、雪は増えていった。
それにしてもこの山の樹は大きい。
剣山へもう一度 (3) ~雪がない尾根~
途中で100名水に指定されている「御神水(おしきみず)」を汲み、頂上へ。
まだ雪が少ない。
というかここまで来てなかったら、ない。
剣山へもう一度 (3) ~雪がない尾根~
結局この日のうちに剣山を越え、ジロウギュウへ。
今日はどこまで行けるのか。
剣山へもう一度 (3) ~雪がない尾根~
剣山脈の笹尾根はとっても気持ちいい
剣山へもう一度 (3) ~雪がない尾根~
去年はこの景色ずべてが真っ白な雪だった。
その美しさが想像できるだろうか。
剣山へもう一度 (3) ~雪がない尾根~

 

“行けるところまで”の予定が結局“翌日のテントサイト”まで行ってしまった。
去年の剣山脈縦走で2日間も停滞した「丸石避難小屋」だ。
まったく雪に埋まっていない丸石避難小屋…。
前回は雪をかきだして小屋を開けたのに。なんてことだ。
こんなに変わるものなのか。数週間の遅れで。
とってもショックだった。
まあ、渉外の段階で「雪はあんまりないよ」って言われてたんだけど。
ま、いっか。行きたかった場所だし。
しかし、夜になると風が吹き始め、あたりは真っ白に染まっていくようだった。
翌日、どんな景色が待っているのか…。
<タイム>

  • 見ノ越登山口 → にしじまリフト駅 (45分)
  • にしじまリフト駅 → 剣山山頂 (1時間30分)
  • 剣山山頂 → ジロウギュウ (1時間)
  • ジロウギュウ → 丸石避難小屋 (1時間30分くらい)
    ※途中であまりにも行程が早すぎたためノンビリ大休止をとった。

<撮影機材>
OLYMPUS E-3 + ZD 12-60mm
(つづく)
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