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都知事選を前に、軍事力でも経済力でもない方法で日本を守ること考えようぜ。

台湾にいるのに、諸事情で東京に住民票を置きっぱなしのぼくには、今回の都知事選の選挙権がありません。

ただただ、ネット上の皆さんの意見を眺めるだけです。個人的に、誰がいいよとか言うのはあんまり好きではありませんし、眺めてるのがちょうどいいですが。

だいたい、まさか猪瀬さんがあんなにワルだなんて思ってませんでしたからね。急に選挙することになって迷惑はなはだしいです。

さて、今回の都知事選は原発が焦点となっていますが、原発推進派も廃炉派も、この議論の先に世界に対してどういう態度をとりたいかまで考えている方はどれほどいらっしゃるでしょうか。

今回の都知事選は、今後の日本の政権に大きな影響を与えるものと考えられています。

安倍政権的には、支持率が高いうちに日本の首都もコントロールしたいはずです。したがって、安倍政権側の人が都知事になるかそうでないかで、安倍政権の影響力が変わるわけですよね。

気づいている方もいらっしゃいますが、今回の都知事戦の争点は原発というか、安倍政権の是非を問う選挙とも考えられます。

さて、そんな安倍政権が力を入れているのが国家安全保障ですね。

ぼくの見解を先に記しますと、まあ安倍政権はそんなに間違ったことはしていないと思います。なかでも、日本に約6500個ある離島の防衛に目を向けたのは特筆に当たりますね。
離島を国有化した日本の狙いとは(ハフポスト)

そこで武力を放棄した日本という国家を守るにはどうすればいいのか? ということに関して、個人的な意見を書いていきたいと思います。

まず、国家を守るためには、3つの方法があると思います。

    一番簡単なのは「軍事力をつけること」。
    次に「経済力をつけること」。
    3つめは一番難しいのですが、「世界のお手本にされる国になること」。

以上の3つです。

現代のぼくらの年代は、軍事力も経済力も不要だと言っている人が多いですよね。加えて、妙な愛国心を持ってることも多い。でも、その割りに、その他の方法で国家を守る方法についての議論はあまり聞いたことがありません。

だから海外の人には甘いと言われています。安倍政権を擁護する気はありませんが、安全保障という観点では彼らは真っ当なことをしていると思います。

数々の強行採決には腹が立ちます。しかし、彼らの行為を批判ばかりしていないで、軍事力でも経済力でもない方法で国家を守る方法を各々明確にしてから文句をいった方がいいと思います。

幸福度をあげるだけでは、国家は守れません。さらにその先のことを考えないと、どこぞの宗教と変わらないではありませんか。

原発をなくして自然エネルギーを促進! とか、年収は少なくても幸福だよ! とか、地域を活性化しよう! とか、大切なことですけど、それと同じくらい真剣に安全について考えるべきだと思います。

軍事力でも経済力でもない方法で国家を守るには、ぼくは「世界のお手本」になるしかないと思います。

では、どうすれば「世界のお手本」になれるのか? ひとつは、世界でもっとも民主的な国になるとかでしょうか。

どの候補者がいいかとかは、ネットで調べればいくらでも情報がでてきますんで、「ぼくこの人知らないし」とか言って選挙権放棄するのだけはやめてください。

投票したくてもできない人だっているんですからね!