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アボリジニの街・キャサリン

街はやがて現れた。

橋の向こうに黄色い灯りが見えている。辺りからは不思議な香りが漂っている。

ノーザンテリトリーの街、キャサリンである。

ああ、これでやっとウマいビールを飲むことができる・・・。

やったんだ、俺たちはついにやり遂げたんだ!

ぼくは一目散にキャサリンにあるリカーショップを探し出すべく自転車をキャサリンの街中へ滑り込ませた。

そして・・・。

リカーショップは全部閉店していたのだった!

時刻はだいたい夜の8時過ぎ。

もう閉まっちゃうのかよ!

アボリジニの街・キャサリン
翌日、看板の前で定番の記念写真。遠かった。ホントに。

ぼくは絶望に打ちひしがれた。

これまで呪文のように唱えながらなんとか自転者をこぐ原動力にしていた「ウマいビール」は今夜ここに存在しない。

この時、ぼくはこのノーザンテリトリーがアルコールに関して非常に厳しい州なのであるということに気づいたのだった。

は~あ・・・。

まあしかし、辛うじてファストフード店だけは開いていたので「ウマい食事」にありつくことは出来た。

ちなみに「レッド・ルースター」というお店。

これ以降、ぼくらはオーストラリアの街の規模はレッド・ルースターがあるかどうかで判断するようになった。

レッド・ルースターがあればそこは街である。村でも、ロードハウスでもなく街なのである。

文句は言わせまい。

<2009年9月4日>
この日の走行時間:8時間
この日の走行距離:140km
この日の平均速度:不明
この日の最高速度:不明

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宮坂大智

探検部 → ワーホリ → NPO法人設立 → 台湾移住 → 国際結婚 → 夫婦でワーホリ → 台湾の離島に移住 → NPO、ガイド、民宿、旅行会社、コロッケ屋さんを経営というユーモアたっぷりの人生を体現中。

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