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NPOこそ真の報道ができる組織なのかもしれない

NPOこそ真の報道ができる組織なのかもしれない

先日2月4日の「BLOGOS」に興味深い記事がありました。
調査報道の担い手が、主流マスメディアから、
NPOへ流れているという内容です。

インターネットが当たり前になった今、
テレビや新聞など、これまでの主流だったマスメディアが、
次々に勢いを失っているのはご存知の通りだと思います。

潤沢な資金がない状況では、
詳しく時間をかけた調査をすることができず、
また、読者を確保するためにゴシップ系の記事が
増えていているのも事実ではないでしょうか。

しかし、報道とはしっかりとした調査のもとに、
一般人が知りえない情報を提供することのはず。

主流マスメディアは次第にその本質を失いかけています。

そんななか加速しているのが、
ジャーナリストのNPOへの移籍だそうです。

確かに、報道は非営利的な要素が強いですし、
リベラルな報道をするにはNPOがピッタリなのかもしれません。

とはいえ、華々しく見えるジャーナリズムの世界でも、
やっぱりNPOはNPO。

資金源には苦労しているようです。

でも、それって本当の報道を知りたいぼくたちが
支援しなければいけないんですよね。

なんでもかんでもタダで情報が手に入るようになったからこそ、
しっかりとした報道をしてくれるメディアには、
しっかりとした資金源を提供しなければならないのでしょう。

結局、サービスを選んでいるのはぼくたちであって、
サービスの質を上げるも下げるも、実は消費者次第なんですよね。

参考記事:調査報道の担い手、主流マスメディアからNPOへ