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台湾の離島「澎湖(ポンフー)に初の大型ショッピングセンターが爆誕!

春節を目前ににぎわう台湾。観光業が主な産業となっているここ澎湖(ポンフー)も例外ではなく、オフシーズンにも関わらず春節の時期(台湾人は「過年(ゴウニエン)」と言います)は地元の人の親戚がたくさん帰ってきてたくさんの人でごった返しています。

そんななか、かねてより建設中だった大型ショッピングセンターとホテルが本日2018年2月14日にプレオープンしました。馬公市の港の前は埋立地なので空き地が多いのですが、実はここはホテルしか建設できない地域。

そんなホテル限定エリアだけど、ホテル付きのショッピングセンターなら建設してもいいでしょ? と微妙なさじ加減でショッピングセンターの建設を可能にしてしまった会社があります。

それが、昇恒昌免税商店(エバーリッチ・デューティーフリーショップ)。以前から空港の近くにも免税店を構えていた大企業です。

こんな田舎にショッピングセンターを建てなくてもいいのに…と言うご意見もあるかもしれません。しかし、ショッピングセンターがあれば雇用が生まれるし、冬の寒い時期もここに来ればウィンドウショッピングくらいは楽しめます。それに、このショッピングセンターの4階には最新鋭の映画館もできたんですよ!

地元の人だって人間なんです。そして島での娯楽なんて映画くらいしかないのです。もちろん、昔から小さな映画館がありますが、設備が古すぎて映画の世界に没入できないのです…。映画を観る時くらい、非現実な世界に飛ばさせてください。

はい、確かに電力は使うわ、ゴミは出るわ色々大変です。でも、それでもやっぱり嬉しいものなのです。消費社会を否定したくてもやっぱり映画は見たいのです。

と言うことで早速ガイド協会の皆さんでオープンと同時に見学をしてきました。詳しい案内は「ラブポンフー」で紹介しておりますので、台湾の離島に突如現れた巨大ホテルとショッピングセンターに興味のある方はぜひご覧ください。

澎湖(ポンフー)に新しいホテルと大型ショッピングセンターがオープン!

とはいえ、観光客を増やす前に整備しなければならないことは未だ山積み。例えば、交通量がすごく多いのに信号がない交差点が結構あります。もっと重要なのは、外国人が来ても使える交通手段をもっと整備することだと思います。

でもでも、そんな未完成なリゾート地もいいじゃありませんか。その代わり、来るたびに成長する様子を見ることができるんです。そんな場所、なかなかないと思います。

なんだかちょっと中途半端なリゾート地「澎湖(ポンフー)」。ぜひ今のうちにきてください。そして何回も訪れて、是非ぜひこの島の成長を見届けるファンになってください。なんて思います。