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台湾人に学ぶ若さとスタイルを保つ2つの秘密

台湾人に学ぶ若さとスタイルを保つ2つの秘密

昔から「老けてるね」と言われる。

どれくらい言われるのかというと、大学を卒業したばかりなのに「子どもは?」とさも当然のように聞かれるほど老けてるらしい。

20代の頃は、それくらいの方が非営利団体の代表理事っぽいからと開き直っていたが、あと3ヶ月で30代だ。

初めて会う人に「老けてるね」と言われる時に相手が想像する年齢が、ムーアの法則のごとく指数関数的に増加していくと仮定した場合、30代後半で「そろそろ定年ですね」と言われてもおかしくない。

そこで、どうすれば若さを保てるのかをネットではなく、あえて現実世界の人とのつながりで探し出そうとしている。

若さの秘訣は「適度」に隠されているのではないか

そこで最近気づいたのが、もしかして睡眠時間がポイントでは? という衝撃的でもなんでもないいたってすぐに思いつきそうな理由だ。

ちなみにこの分析結果はビッグデータとか、街かどの100人にインタビュー! とかの結果ではない。

たまたまお会いしたたった2人の台湾人の証言を分析したものである。

つまり信ぴょう性は揺るぎないほど低いということをあらかじめ断っておこう。

とはいえ、年齢の割に若く見える人が2人とも「睡眠時間8時間は当たり前でしょ〜」と、さも当然のような言い方をしているのは興味深い。

つまるところ、若さの秘訣は8時間睡眠から始まるということだ。

その先にさらに、適度な運動とか、適度なお酒とか、適度な恋とか、これまた誰でも思いつくような単純な秘訣が必要になるものと思われる。

ところで今気づいたのだが、もしかして若さの秘訣はすべて「適度」なのではなかろうか。

しかしこの「適度」というのは極めて難しい。

料理を普段しない人が「仕上げに塩と醤油と味噌を適量」とか書かれているレシピを見ると身悶えるのと同じだ。その適量がこっちは知りたいのに。

だが今回の検証により「適度な睡眠」が表すのはおそらくたぶん8時間ということがわかった。

太らない秘訣はお茶ではなかろうか

そういえば台湾人は実際の年齢より見た目が若い人が多い気がする。それに、台湾料理や屋台の食べ物は脂っこいのが多いにもかかわらず、太っている人は少ないように思う。

これについては語学学校に通っていた頃の友人も長らく疑問に思っていたらしいのだが、その時の結論は「お茶をたくさん飲んでいるから」ということに落ち着いた。

確かに台湾人はお茶をよく飲む。日本人もよく飲むと思っていたが、はっきり言って桁違いだ。

たとえば、街中にはお茶のテイクアウトのお店がたくさんある。台湾人は出かけた時にはこういったお店でお茶を買って飲むことが多く、サイズも結構大きい。

それに、とにかくいいお茶を飲んでいる。日本人もいいお茶を飲んでいると思ったが、普段飲んでいるお茶はそういえば「お〜い、お茶」とかだ。別に「お〜い、お茶」が悪いわけではないが、台湾のお茶は本当にめっちゃうまいのだ。

実際、この前台湾に来た友達に飲ませたら大変感動していた。個人的にはその前に紹介したパパイヤミルクの方に感動して欲しかったのだが、とにかく普通のお茶屋さんのお茶で感動していた。それくらいうまい。

ということで「いいお茶をたくさん飲んでいるから、脂がしっかり吸収されているのではないか。だから太っている人が少ないのでは」という結論に至ったのである。

あと、たぶんそもそもそういうDNAなんじゃないのという説もあるが、これだと「ぼくもお茶をたくさん飲めば痩せられるんではないか」という淡い期待が打ち砕かれるので不採用としたい。

今後は8時間睡眠を心がけつつ、お茶をたくさん飲み、かといってカフェインの取りすぎで睡眠が浅くならない程度に注意し、かつその他の「適度」が具体的にどれくらいなのかを探っていきたいと思う。

ちなみにぼくはカフェインに非常に弱い。