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台湾で農作業中にぎっくり腰になって新居で倒れる私

台湾でぎっくり腰になったので鍼治療に行ったら、海外旅行保険なしでも400元で済んだ。

海外旅行中にケガをしてしまった。海外旅行保険にも入っていない! そんな状態で治療を受けるのは、とても不安ですよね。

ぼくは今、台湾で暮らしているのですが海外旅行保険に入っていません。しかし、運悪く治療が必要なほどのぎっくり腰になってしまいました。

海外旅行保険なしだとトンデモナイ治療費になるのではと恐れていましたが、結果から書くと、たったの400元で鍼治療と漢方の湿布をもらえました。

ちなみにレーザー治療は700元でした。

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今回は体を張って学んだことを記しておきたいと思います。

なぜ台湾でぎっくり腰になったのか

さて、まず経緯をご説明しましょう。

毎週日曜日は、「無毒農業」の社会人学校の授業に行っています。無毒農業というのは、要するに有機農業のことですね。

まだまだ日本や欧米ほどではありませんが、台湾でも健康や環境のために有機農業に関心の高い人が増えています。でもさすがに有機農業の教室に来る人は中年以上の方ばかりで、ぼくらのように若い人は他にはいません(笑)。

で、そんな一応若い私なのですが、過去に突然ぎっくり腰をわずらったことがあります。そのため、腰には気を付けなければならなかったのですが、うっかり重た~い肥料を勢いよく持ち上げたときに…。

ブチブチブチッ!

今回はハッキリと筋肉の切れる音を感じました。ヤバイと思うが時すでに遅し。ぎっくり腰の再発でした。

過去にぎっくり腰をわずらったことの有る方は、本当に気をつけたほうがいいです。特に海外旅行中になったら…。旅行は台無しです。

海外旅行保険に加入しなかった理由

最初は、海外旅行保険に加入していなかったので、病院に行きたくありませんでした。しかし、よくよく考えると今回海外旅行保険に加入しなかった明確な理由があったんです。

それは、

台湾は日本より物価が低いため、10万円近くする海外旅行保険に加入するより、加入しないで台湾で全額支払った方が安いはず。

というものだったんですね。実際、冒頭にあるとおり、わずか400元(日本円で1500円しないくらい)で針治療と漢方の湿布を3、4日分もらうことができました。

クレジットカードの海外旅行保険も要確認

ちなみに、海外旅行保険に加入しなかったもう一つの理由は、クレジットカードに海外旅行保険の自動付帯がついていたからです。

ぼくのクレジットカードは、BICカメラsuica。これには海外旅行保険の自動付帯がついています。

自動付帯というのは、あらかじめ申請しなくても自動的に海外旅行保険が適用されるという超便利な機能です。

これを確認したところ、なんと出国から90日以内のケガや疾病なら保証範囲になることが判明。90日以上ノービザでいられる国なんてほとんどありませんからね。これで十分じゃん!

まあ、実はここまでハッキリと調べたのは実際にぎっくり腰になってからなのですが(笑)

ぎっくり腰の治療は「中醫」でどうぞ

さて、先に述べたとおり、最初は病院には行きたくありませんでした。しかしルームメイトの台湾人がひどく心配してくれ、病院まで連れていってくれることに。

で、台湾でぎっくり腰になった場合はどこに行けばいいのかときくと、「中醫」というところにいくそうです。

中醫は、日本でいう接骨院のようなところです。違いは、主に鍼とツボで治療をするという点。なんか効きそうでいいなと思ったのですが、やっぱり人生初体験の鍼治療は怖かった…。ほとんど痛みはないんですけどね。

台湾でぎっくり腰になったので鍼治療に行ったら、海外旅行保険なしでも400元で済んだ。

でも腰だけだと思ったら、足にも鍼をさされました。油断していたから痛かった。

鍼を刺した場所には線が残るらしいです。もちろん、体内に吸収されます。

最後に耳のツボを押されて、いたいところにパッチを貼られておしまい。

これ、本当に不思議な感覚ですよ。反対側の耳は全然いたくないのに、痛めた腰の方の耳はめちゃくちゃいたい…。

台湾でぎっくり腰になったので鍼治療に行ったら、海外旅行保険なしでも400元で済んだ。

帰りには漢方の湿布をもらいました。日本のものと違ってペラペラなので冷えるのかな? と思いましたが、ふつうに冷えますね。

しかも漢方だから環境にもいいし。この辺りの治療は中国や台湾の方が進歩している気がしました。

台湾なら海外旅行保険の加入は不要かも

ということで、今回は台湾でのぎっくり腰の治療を海外旅行保険なしで受けた実例でした。

(実際にはクレジットカードの海外旅行保険がありましたが、まあ現金で支払いましたので。)

実は、別途海外旅行保険に加入する場合は10万円近くの保険料が必要だったんですね。ですが、よくよく考えてみると10万円以上の治療費がかかるのって、台湾のように物価の安い国ではよっぽどのことでない限りないのではないかと。

もちろん、海外旅行保険に加入するに越したことはありませんが、心配な場合でも90日以内の滞在だったら海外旅行保険の自動付帯つきのクレジットカードがあれば十分ではないでしょうか。

意外と調べてみると、クレジットカードには海外旅行保険の自動付帯がついていたりします。

海外旅行や留学で大きな金額になるものの一つは、格安航空券などのように割引がない海外旅行保険です。海外旅行に行く場合は、本当に海外旅行保険が必要なのかどうか、しっかり確認することが節約のための重要ポイントでしょう。

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