山の朝ごはん。アナタは何派ですか？
長い山行。
朝昼夜の3度のメシは、縦走ではとても楽しみな時間でもありますよね。
ところで、皆さんは山での朝ごはん、なにを食べていますか？
今回は、環境に負荷を与えない“Leave No Trace”な食事の後始末も考え、
どのような朝ごはんがオススメか提案したいと思います。
さらに、かなり独断による「５段階評価」も付け加えておきました。
ぜひ、ご参考ください。
まず、私の独断と偏見ですが、山での朝ごはんは以下の5種類があるのではないかと。
- お米
- ラーメン
- お菓子
- オートミール
- シリアル
一つひとつ、検証していきたいと思います。
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- お米のばあい
お米のばあい、朝はやく起きて炊く必要があります。
なんでも、私が在籍していた探検部では米を炊くために早おきする係がいたとか、いないとか。
山での朝の時間は貴重です。
朝はあまり時間のかかる調理はさけたいところ…。
さらに、お米の場合は食後の皿あらいも面倒です。
もちろん、前日のうちに炊いておいて、朝はお茶漬けにする案もあります。
この場合は、朝、お湯をわかすだけで済みますね。
これなら、皿あらいも楽チンです。
・パッキング ★★★★☆
・軽さ ★★☆☆☆
・満腹度 ★★★★★
・環境にやさしい度 ★★★☆☆
・総合 ★★★★☆
- ラーメンのばあい
ラーメンのばあい、一般的な「ちぢれ麺（チキンラーメンとか）」よりは、
「棒ラーメン」の方が圧倒的に有利です。
なぜなら、パッキングが楽ちんだから。
ラーメンだったら、朝お湯をわかすだけでいいので早くつくることができます。
しかも、調味油をいれなければベタつかないので、皿洗いも楽チンです。
油をつかわなければ、なかなかLeave No Traceです。
・パッキング ★★★★★
・軽さ ★★★★☆
・満腹度 ★★★★☆
・環境にやさしい度 ★★★★☆
・総合 ★★★★☆
- お菓子のばあい
お菓子のばあい、たぶん「カロリーメイト」が一番でしょう。
なにしろ、カロリーメイトはもともと山での非常食に開発された背景があるからです。
これなら朝起きてすぐに食べられますし、皿あらいの必要もありません。
一番、楽チンでLeave No Traceな一品ですね。
しかし、私はあまり好きではありません。
なぜなら、パッキングしてボロボロになることがあるうえ、
なんかモサモサしてて喉がかわくからです。
結局、お茶が飲みたくなるのでお湯をわかすことになります。
ま、前日にお茶を沸かしておけば大した手間ではありませんが。
大塚製薬 カロリーメイトブロック （フルーツ味）４本入×１０箱
・パッキング ★★★☆☆
・軽さ ★★★★★
・満腹度 ★☆☆☆☆
・環境にやさしい度 ★★★★★
・総合 ★★★☆☆
- オートミール or シリアル
オートミールとシリアルの朝食、日本人にはあんまり馴染みがないかもしれません。
しかし、欧米のキャンパーにとってはコチラが主流。
朝、オートミールの粉に温かいお湯をかければすぐに出来上がりです。
シリアルの場合は、温かいスキムミルクをかけて出来上がり。
皿洗いも楽チンですし、持ち運びやすくて量のわりには腹持ちするので、私としてはイチオシ。
が、たまにハズレのオートミールを買うとすごくマズイです。
そんな時は調味料のハチミツをかけて食べます。
ちなみに↓の日食オーツは安いですが、好みが分かれるので注意。
食事の後始末には、紅茶が相性バツグンです。
・パッキング ★★★★★
・軽さ ★★★★★
・満腹度 ★★★★☆
・環境にやさしい度 ★★★★☆
・総合 ★★★★★
いかがでしょうか？
私は最初は朝ごはんはもっぱら「棒ラーメン」派でした。
しかし、オーストラリアで「オートミール」に出会い、その便利さに感動。
このような結果になっています。
日本ではおいしいオートミールを手に入れるのが難しいのが難点ですが、
ちょっと試してみたい方はぜひ、クイーンズ伊勢丹とかに行ってみるといいでしょう。
ちなみに私は最近、山に行けていないので…。
どのオートミールがいいのか、ちょっとオススメできません。
しかも実際は、スーパーで入手しやすい「棒ラーメン」をチョイスすることも多々（笑）。
でもホンキのときは、オートミールを朝ごはんに起用しています。
