-白谷小屋に到着- それからぼくたちは再び林道を引き返して白谷雲水峡へと向かった。林道に入ったあたりからどんよりとしだした空は山のなかに入るとすっかり大雨になってしまっていた。 「無理して今日行くのことはないんじゃない […]
マニアック旅行記
-巨樹ガジュマルの話- だんだんと森が深くなってくる車が停まった。 道の脇に車を停め、ぼくらは森のなかに入っていくことになった。 ぼくはまだこの先に何があるのか教えてもらえれいない。 「ジブリとか好き? だったら相当 […]
-ガジュマルと出会う- 今度は巨樹ガジュマルに出会った! ちょっとコレは大きいぞ。いや、ちょっとはおかしいな。 すっごく大きいぞ、このガジュマルは! 黄色い服を来ている人間に注目! しかも、この1枚は巨大なガジュマルの一 […]
-ヤクシカと出会う- 西部林道の森を歩いているときに見かけたヤクシカ。 野性のヤクシカは前回のヤクサル とは打って変わって警戒心が強かった。 もう充分、というほどに観察してから車はまた道の続きを走り出した。 すると今度 […]
-ヤクサルと出会う- 林道のど真ん中でノンビリしているサル。もうちょっと警戒したらどうだ?と言ってやりたくなるほどの無防備さ。それがいいんだけれども。 屋久島は淡路島よりひとまわり小さい周囲約130km、面積約500平 […]
-ヤクサルさん- 西部林道には人を“恐れない”ように研究・しつけされたヤクサルがたくさんいる。 どこかの大学の研究らしい。ホラホラ、こんなに近寄れる。 なんて思ってたら調子に乗りすぎた。“恐れない”って言われたのに、威嚇 […]
-西部林道へ- かねてから憧れていた屋久島に上陸したのは大雨のなか、やっとの思いで到着した白谷小屋で一夜を明かすことになったその日のことだ。前日の夕方に貨物船に乗り込み、そして12時間ほどかけて翌早朝に上陸をした。 屋 […]
-白谷小屋- この沢。この沢にかかる橋を渡ると一気に道が悪くなる。気持ちもだんだんと高ぶってくる。そんな地点。 屋久島の森は明らかに関東のそれとは違う。新鮮な風景と新鮮な道。道のなにが新鮮なのかというと、雨で土が流され […]
-三本足杉- 白谷雲水峡にある「三本足杉」本当に3本足になっている杉の根っこ。それは、この根の下を通り抜けることもできるほどに大きい。 幹周:2.7m樹高:24.2m (次回は紀行文です) 撮影機材:OLYMPUS E- […]
-ブームに見える隙とは- 11月の平日でもラッシュ時には何十人もの観光客が登ってくる。そのツアー費用は決して安くはない。 憧れを強く持ちすぎてしまっていたのだろうか。自然ブームなど一つの流行に過ぎないと言い切ることもで […]
-地面を見てみる- 屋久島の森の中ではやたらと根っこが露出している。雨が年間に1万ミリも降るということ、地面のほとんどが花崗岩でできていて表土が浅いことが理由だと思う。 縦横無尽にのびる根っこ、そしてあらゆる場所に張り付 […]
-はじめての屋久杉- 雨のそぼ降る森の中、霧のなかに立っている屋久杉は神秘的だ。 ぼくを最初に迎えてくれたのは弥生杉だった。推定樹齢は3000年。胸高周囲8.1m、樹高26mのヤクスギだ。 ヤクスギとは屋久島の杉のことを […]
-苔と霧- 豪雨のなかの登山は辛かったけれど、 そのおかげで雲水峡はより一層個性を光らせてくれたようだ。 霧のなかにたたずむ大木たち。 どれを見ても大きい。 この大きさをどうやって表現しえるだろう。 (次回は紀行文です) […]
-白谷雲水峡- 石が敷かれて辛うじて道だとわかる道に木の根が複雑に交差している。原生林然とした林内は複雑で、そして奇怪ですらあった。 背の高い木々は森のなかを十分に薄暗くし、朽ちた木にも、朽ちていない木にもところ構わず […]
-トカラに行ってきました- トカラには琉球・ヤマト・東南アジアの文化が入り交じっている。写真はそれらが混じり合った末の供物だろうか。それとも、まったくトカラ独特の供物なのだろうか。興味は尽きない。 最初は本当にたまたま […]
-沢登り(2)- 最初に出会った滝。 登り始める場所からはイオウの匂いが漂っていた。ひょっとしたらこの上流にもイオウが噴出している場所があるのだろうかと考えながら進むとすぐに2mほどの小滝があらわれた。 大きな滝ではな […]