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フェイスブックを毛嫌いすることで、日本は更に国際化の波に乗り遅れている。

ご存知のとおり、昨年、日本にもFacebookが本格的に上陸した。
最近ではメディアがたくさんFacebookの報道をしている。
ところがどうも日本ではFacebookが広まっていないようだ。
留学やワーホリを経験している人にとってFacebookはなくてはならないものなので、
ワーホリ経験のある ぼくにはなぜ広まらないのか理解できず、
「Facebookが日本で広まらないのは実は嘘なんじゃないの? 周りみんな使ってるし。」
なんて思っていたのだが、ココ最近、ぼくのtwitterのフォロワーさんや、
知人のブログに「Facebookの良いところがわからない。教えてくれ。」という
人が現れてきたので、
どうやら本当にみんなFacebookの使い方がわからないらしい。
ちなみにぼくはFacebookは日常のつぶやきから真面目な話まで広く活用している。
ちょっと勘違いしている人が多いのだが、
Facebookは新しい出会いを増やすものではない。
出会った人と繋がり続ける事で、関係をより強めるものだ。
と言った方が正しいと思う。
twitterは、知らない人との出会いを楽しむ喫茶店や酒場のようなもので、
Facebookは、仲のいい知り合い同士が集まる行きつけのようなものだ。
Facebookは用事があるときにだけ、その人の掲示板(Wall)に行けばいい。
そしてそのWallを見ればその人の交友関係は一目でわかる。
つまり、その人が今どんな仕事をしているのか、何で困ってるのかなどがわかる。
ところがmixiはこうはいかない。
mixiは言うなれば交換日記に近い。
mixiだとその人のページに行っても日記を読まないとその人の現状がわからないが、
FacebookはWallのおかげで日記など読む必要はない。
その人の日常的な会話がWallに書いてあるのだから、
それこそがその人のリアルな現状だろう。

日記はどうしても一方通行になってしまうから、自分の意志を表示するにはいいが、
よっぽど仲のいい人同士じゃないと有効ではないと思う。
そもそも、mixiだとみんなニックネームを使っているから、
友人を探そうにもものすごく骨が折れる。

Facebookならそんなことはない。
実名を使っているし、検索をすれば、
同姓同名の人でも自分の知人がその人の知人であれば、
その数が多い人ほど検索の上位にあがってくるから、すぐにわかる。

これのおかげで、ぼくは感動の再会を何度も果たしている。
もちろん、mixiにはmixiなりの使い方と良い点があるし、
twitterにはtwitterの使い方と楽しみ方がある。
要は「使い分け」をすることなのだ。
その点、twitter、Facebook、mixiは上手い事共存している。
少なくともぼくのなかでは。
ただ、みなさんtwitterがこんなにもブレイクするとは思っただろうか?
誰もが「こんなもの流行るかいっ」と思っていたのにどうだろう。
今では誰もが「面白い、やりなよ、ビジネスに必要だ。」と言っている。
Facebookはtwitterよりももっと利用価値がある。
twitterなんてただの遊びと言っても過言ではないが、
Facebookはそうじゃない。
いずれ電話帳にとって変わるくらいの影響力がある。
それも全世界で。

電話帳だって民間の事業だ。
だけどみんな信じて使っているでしょう?
これが最近始まったばかりの「Path」などのベンチャーだったら話は別だが、
すでに5億人の人が使っているという事は異常だ。
5億人が使うのには必ず理由がある。
もし使いづらいものだったら5億人も使うわけがない。

なぜ「Facebookの良さがわからない。」と言うのか。
twitterだってそうだったじゃないか。
でも、みんな使い始めてわかったんじゃないか。
ぐちぐち言ってるのは端から見れば、ひがんでるようにしか見えない。
文句言っててもなにも生まれないんだから、
とりあえず使ってみたらいかがだろうか?
周りに使っている人はいくらでもいるはずなんだから、
そういう人に使い方を聞けば言いわけで。
メディアは「今やらないとやばいよ!」とわざわざ教えてくれているのだ。
そういう風に考えてみてはいかがだろうか。
それでも価値が分からなければやめればいい。
だけど確実に世の中から取り残されていくと思う。
なんて、言っても言い過ぎじゃないよ…ね?

フェイスブックを毛嫌いすることで、日本は更に国際化の波に乗り遅れている。

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