本当は簡単!今こそサマータイムを導入しよう!
Photo by purplemattfish
サマータイムってなに? と言っているアナタは、
世間から取り残されてしまうかもしれません。
ご存知3月11日の大震災以降、首都圏では慢性的な電力不足が続き、
今年の夏の電力不足をどう乗り切っていこうか、という話題は尽きることがありません。
そんななか、ようやく日本でも「サマータイムを導入しよう!」
という動きが現れ始め、ユニ・チャームやコナミなどの大企業も続々と採用を始めています。
サマータイムとは、英語だと「Daylight Saving Time」といい、
「Daylight=昼間の日照」を「Saving=大切にする」「Time=時間」のことです。
夏になれば昼間の日照時間が長くなるのは小学生でも知っていること。
季節ごとに日照時間が変化するのだから、それに合わせて生活するのが動物ってもんです。
そこで欧米各国では、せっかく日が長いんだから、1時間時計を早めちゃおうぜ!
という発想でサマータイムを導入しました。
サマータイムを導入すれば、
昼間の日照時間をより長く使うことができるため、省エネに繋がります。
また、仕事が終わってからも明るいので、退社後にスポーツをしたり、
ビアガーデンで仲間たちとビールを呑んだりする余暇も増えます。
※ちなみにビアガーデンなど屋外のお店は、席数に対して照明数が少なくて済むのでとてもエコです。
日本でも戦後GHQにより「夏時間」が制定されたのですが、
結局「まだ明るいから働け!」という具合で残業を余儀なくされ、
結局国民の反発によって3年後には廃止されたという経緯があります。
しかし今は「明るいんだから働け!」なんてナンセンスな話です。
なぜならこれは社会のモラルの話だから。
サマータイム + 残業なし
を確立することは、今後の電力不足に対して大きな力を発揮します。
サマータイムを導入すれば節電に繋がるのはもちろんのこと、
余暇も増えますから、夏が今まで以上に楽しくなることは間違いありません。
私自身もオーストラリアのタスマニアでサマータイムを実際に体験し、
こんなに素晴らしいシステムは日本でもぜひやるべきだ。と思ったものです。
しかし、サマータイムってなんだか大変そう。
早起きするんでしょ? やだなあ。という方、結構いらっしゃいます。
ですが、その考えは間違いです。
サマータイムの導入はいたって簡単だし、早起きをする必要もないのです!
サマータイムの導入方法 は、あなたの周りの時計全てを1時間早めるだけ
これだけをやりましょう。ポイントは、
- 日曜日の夜、寝る前にやること。
- 携帯電話など自動で時差を直す機能があるものは、タイムゾーンを「Brisbane」にすること。
※時差が日本より1時間早い都市(GMT+10:00)であればOK。
日曜日にやる理由は、次の日が月曜日で頭をリセットしやすいからです。
気づいたでしょうか?
早起きをしなければならないのは、この最初の1日だけなのです!
あとは全ての時計が進んでいるのだから、別に早起きをするわけではありません。
時差のある国に行って、早起きだとか寝坊だとか言わないでしょう?
同じです。
ただ、世間はまだサマータイムではないので、以下の工夫をしましょう。
- 待ち合わせなどは、1時間遅く行けばよい。
- 自分以外の営業時間は1時間長くなっている。
思ったより簡単なことがわかったかと思います。
さあ、みんなでサマータイムを始めてエコで楽しい夏を過ごしませんか?