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路地裏サバイバー

最近引っ越した場所には狭い道がたくさんある。
車も入れないような道に、飼っている犬の散歩がてら入り込むと、
前の家の近くを散歩している時よりも、明らかに我が犬の拾い食いが増えている。
ちょっと目を離すと、もう何やらモグモグしているのだ。
どうやら、車が入り込めない狭い道にはたくさんの食べ物(のゴミ)が落ちているようだ。
そういえば、野良猫といえば路地裏によくいるイメージだ。
路地裏には食べ物が多いということを知っているのだろうか…。
こうした、人がなかなか入り込まないところに食べ物があるという点には、実は山での食料調達にも共通点がある。
すなわち、登山道沿いには山菜は少ないが、少し道を外れればたくさん山菜があるといった具合。
こんなことは少し考えて見ればすぐにわかることなのだが、
山登りがメインで、山菜はオプションという考えで登っている人にとっては陥りやすいミス。
都市の路地裏に食べ物が多いのと同じように、山のなかでも道を少し外れたところに食べ物が多い。
皆さんも本流よりは支流のほうが山菜が多いのといった経験があるのではなかろうか。
自然災害の多い昨今。
山でも都市でもサバイバルできる知識を身につけておくと、いざという時に役に立つかもしれない。