案山の「ザーグエ」が美味すぎる。冬に澎湖(ポンフー)に来たら絶対食うべき。
澎湖(ポンフー)の屋台料理の定番に「炸粿(ザーグエ)」という揚げ物料理があります。千切りにしたキャベツと小麦粉を混ぜて油で揚げるもので、かき揚げとお好み焼きの中間みたいな感じ。なぜか若い人で炸粿を作っている人はなかなか見かけず、小さいトタン小屋でおばあちゃんが作っているイメージです。
たくさん炸粿屋さんがあるので、地元の人はそれぞれお好みの炸粿があるのでしょう。ぼくらも何軒かの炸粿を食べてみましたが、今のところ一番マジヤバイ美味いと思っているのが、案山の住宅街にある炸粿。
他のお店の炸粿と違って、案山のは皮が硬くないんですよ。ここのお店だけは、サクッとした食感で、中はふわっという感じ。他のお店の炸粿は大体皮が硬いのです。
ちなみに炸粿の他にもメニューは色々。どれも美味しい。特に炸粿をおかずにしてもち米をあげた四角いやつを食べると本当にウマい。こんな食べ方をするのは白米大好き星人の日本人だけだろうが、日本人だったらこの組み合わせはマストです。
ただ欠点は冬しか営業していないということ。揚げ物料理だしむしろ夏に営業されたらおばあちゃんがどうにかなってしまうのではないかと心配だから、冬だけの営業で実はホッとしているのです。