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Drupalhardensはビギナーにとってもおすすめ

自分のNPOのウェブサイトを構築する為に
無謀にもコンテンツマネジメントシステム(CMS)に手を出したぼくです。
色々と考えた挙句、健全に開発が行われている
DrupalかJoomla!がいいだろうということになり、
Drupalを使用することに。
ちょうど最新版のDrupal7がリリースされていたのでそれを検討。
しかし、サーバーにインストールするのが難しそうだ、
ということで更に探して発見したのが、Drupalgardens
これはよく使われるモジュール(平たくいえば機能)が最初から入っていて、
しかもサーバーを準備する必要がないサービスなのだ。
まさにブログ感覚でサイトを作ることができる。
しかも中身はDrupal7。
それもそのはず、Drupalを作っている会社が直接運営しているサービスなのだ。
インターフェイスが全て英語でシンドイのが難点だが、
ここで作ったものを
そっくり自分のサーバーに移設することができるというので、
まずはこれを試してみることにした。
Drupalのいいところであるモジュールの拡張がDrupalgadensではできないので、
将来的には自前のサーバーに移設しなければならない。
そんな将来性も考慮した。
実際に使ってみると、最初から入っているテーマもいいデザインだし、
あるていどCSSをいじることができればデザインも変更できる。

なによりアカウントを作ればもうサイトが出来ているのが素晴らしい。
実際に真っさらな状態からやろうとすると大変なモジュールの追加も無しで
WYSIWYGエディタなど

(プログラムの知識が必要なく、見たままの状態でサイトを作れる)も使えて最高だ!
よーし、慣れるまではこれで行こう!
慣れたらそっくりそのまま移行すればいいんだし。
と思い、あるていど慣れてDrupalいいね、
となったので今度は将来の為に移設の実験をしようした。
しかし、これがうまくいかない。
以下はMACの環境での奮闘記です。
ちなみに最後までうまくできませんでしたが、
日本語のDrupalgardensの情報がなくて藁にもすがりたい方には役に立つと思います。
でも保証はしませんよ?(^^;

Drupalgardensのエクスポート機能でデータベースをそっくりダウンロードし、
ローカルにインストールしたphpmyadminにDrupalgardens
エクスポートするとでてくるdocrootフォルダの一階層めにある
.sqlファイルをインポートしようとするが、エラーが出る。
仕方ないので最初にphpmyadminにデータベースを作ると
ちゃんとインポートできたので、こうするのが本当のやり方なのかもしれない。
そして次はMAMPのhtdocsフォルダに全てのデータを放り込む。
最後に仕上げとして、Drupalgardensからエクスポートするとできる
docrootファイル内のsites/defaultに入っているsettings.phpを開く。
どうやらここにある文章を変えなければいけないらしい。
Drupal6の移設の方法に載っていた。
が、Drupal6の移設方法と同じ事をやろうとしても、
Drupal6のsettings.phpとDrupal7のsettings.phpは中身が違う!

じゃあできないじゃん!
と思ったのですが、settings.phpの中身をちゃんと読んでみると
* Database settings:
*
* The $databases array specifies the database connection or
* connections that Drupal may use. Drupal is able to connect
* to multiple databases, including multiple types of databases,
* during the same request.
*
* Each database connection is specified as an array of settings,
* similar to the following:
* @code
* array(
* ‘driver’ => ‘mysql’,
* ‘database’ => ‘databasename‘,
* ‘username’ => ‘username‘,
* ‘password’ => ‘password‘,
* ‘host’ => ‘localhost‘,
* ‘port’ => 3306,
* ‘prefix’ => ‘myprefix_’,
* ‘collation’ => ‘utf8_general_ci’,
* );
* @endcode
*
と書いてあります。
どうやらこのように記述すればいいらしい。
つまり、赤字の部分
新しくつくったデータベースの
ものと一致させればいいんですよ!

なんだ。簡単じゃん。
と思ってこの文章を変えるのがまさにシロウトのやることだ。
ぼくは最初上記の文章そのものに手を加えていた。
「*」が冒頭に記述されている文章をいっくらいじっても何も変わらないのに。
そんなことも知らなかったのだ、ぼくは。
今でもよくわかっていない。
で、実はこのsettings.phpファイルをよーく見てみると、
ちょうど真ん中あたりに「*」がついていない文章があった。
ここを変えればいいのか!orz
ということでそれに気づくまで何日もかかって本当に間抜け。
これを変えるとちゃんと動くように…
なるはずなのですが、いちおうローカルにDrupal7がインストールされた状態になるのですが、
うーん、編集がブラウザからできませんでした。
なぜでしょう。
まあ、そのうちDrupal7の正しい移設方法の情報も出てくると思います。
それまではDrupalgardensでもいいのではないでしょうか。
でもぼくは別にそこまで難しいことをウェブサイトに要求しないことにしたので、
ほとんどの問題はWordpressにすることで解決することに気づきました。
背伸びしすぎましたね。
Wordpressがいいです。便利です。
Wordpressで練習して、いつかDrupalを使えるときが来ればいいな、と。
とにかく何が言いたいのかというと、
Drupalにトライしようと思っている方、
まずDrupalgardensで慣れるのが本当におすすめです!
特にDrupalに関してはまだまだ日本語の情報が少ないので、
Drupalgardensをいろいろいじくってみてからでもいいと思います。
そしてDrupalgardensでそれなりに運営できるようになる頃には、
Drupalの情報ももっと翻訳されているでしょう。
ん?
なんか他力本願なまとめでしたが、それが本音ではないでしょうか(笑)。

Drupalhardensはビギナーにとってもおすすめ

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