鳳凰三山、登る前から遭難するところでした。

先日、前夜発2泊3日で南アルプス鳳凰三山に行ってきました。
雪山入門にぴったりの鳳凰三山
雪山が久しぶりのぼくにとっても、
まったく初心者の同行者にとっても丁度いい山だったと思います。

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さて、ルートは、
夜叉神峠から御座石鉱泉 という黄金ルート。
鳳凰三山といえばこのルートですよね。
今回はしぶしぶワカンを自分で購入。
黒い塗装がしてあって雪がつきにくいタイプにしました。
ま、この時期の雪はさらっさらなので雪が付く心配はあんまりないのですが、
今後のことも考えて、このタイプです。
メーカー名は不明なのですが、
一番ポピュラーな「エキスパートオブジャパン」のワカンよりもカシメが丈夫で好き。
で、今回はリッチに(別にそうでもないが、そういう気分で)高速バスで甲府まで。
新宿から甲府まで乗り換えなしで直行だ。
しかも、ネットで予約してクレジットカード決済するとなぜか安くなる。
新宿から甲府まで2000円しないのだから、電車より高速バスの方がいいだろう。
そして、バスに乗る前に前日ケアレスミスで提出できなかった書類を都庁に提出。
してたら、バスの時間ぎりぎりまで手続きに時間がかかって焦った
あんなに走ったのはいつぶりだろう、というくらいにだ。
ま、ウォーミングアップには十分だった。
そして甲府駅で同行者と合流。
彼は直前までガイドと一緒に八ヶ岳に登っていた。
ちなみに彼自身は屋久島のガイドである。
なんでも山頂近くで雲海とカモシカを同時に拝めたらしく、
いつも高いテンションがもっと高かった気がする。
いいなあ、雲海とカモシカ。
甲府駅から芦安までバスでいく。1000円くらいだったと思う。
芦安まで1時間かからないくらい。
芦安についたらすでに頼んでおいたタクシーのおっちゃんがスタンバイしくれていた。
芦安から夜叉神峠までタクシーで行く。
30分くらいだったかな。気になるお値段はだいたい2500円くらいだったはず。
道中には雪はぜんぜんない
なんでも雨が降って溶けたのだとか。
なんとまあ、これでは山に入っても雪は少なめなのかな? と一瞬思いつつも、
こういう雰囲気だと逆に山に入ると雪がもっさり積もっているんだよな、などと警戒。
夜叉神峠には誰もいなかった。
道路が斜めになっているので、駐車場の外に積もっている雪の上を整地し、
同行者が買ったばかりのぴかぴかのメスナーテントを張る。
ちなみにメスナーテントはぼくがおすすめした。
たぶん山の中で使用されるのは20年ぶりくらいじゃないか、
というくらい古い灯油ストーブをテントのなかで焚き、暖をとって芋焼酎を一緒に飲んだ。
そのへんにある雪を芋焼酎に入れてロックならぬスノーロックで飲む。
あー、美味しい。やっぱり山で飲む酒は格別だぜ!
夜空には満点の星空。
きっと明日もいい天気に違いない。
そんなことを思いながら僕らはシュラフにくるまったのだった。
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
ふう~はあ~!
ぜい~ぜい~!
ふう~~~~~~はあああ~~~~!
ふう~はああ~~!

く、くくく、苦しい!
息苦しいぞ!

ふう~はあ~!
ぜい~ぜい~!
ふう~~~~~~はあああ~~~~!
ふう~はああ~~!

うーん、すっげえ息苦しい。なぜか。
でももう夜遅いし、明日早いし、動きたくないからなんとか我慢しよう!
ふう~はあ~!
ぜい~ぜい~!
ふう~~~~~~はあああ~~~~!
ふう~はああ~~!

・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
結局ほとんど眠れなかった。
久しぶりの雪山で興奮してんのかなー、おれ。
なんて思っていたのだが、一緒にいた人もめっちゃ苦しかったらしい。
「おれは換気口から息すったらだいぶ楽になったよ~!」って言ってた。
そういえばテントに「火気厳禁」ってすっごい大きく書いてあるもんなあ。
昨日ずっと灯油ストーブ炊いてたから、
酸欠になってたんだ。
そういえばずっと前にも同じ型のテントで一酸化中毒(一歩手前)になったもんなあ。
あの時はみんな目が痛くなって、最後は眠くなったんだった。
今回は目はあんま痛くなかったし、眠くならなかったから、
そういうことには全然詳しくないけど、二酸化炭素中毒(一歩手前)だったっぽい。
まじ危ないところだった。
山に入る前に遭難してたまるものか。
シングルウォールテントに外張りかぶせてるから、
密閉度がものすごいんだよな。
これ以後、テント内での火気の取り扱いには異常なほど
気をつけるようになったのは言うまでもない。
みなさんも、テント内では火気厳禁です。
<ルート>
新宿 ー(高速バス)→ 甲府 ー(路線バス)→
芦安 ー(タクシー)→ 夜叉神峠
<お値段(だいたいこんな感じだった)>
新宿~甲府 2,000-
甲府~芦安 1,000-
芦安~夜叉神峠 2,500-

※お値段はだいたいのお値段です。行かれる方はご自身で事前にご確認ください。

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