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A close up of a receipt

毎日が1000万元のチャンス

台湾のレシートは宝くじになっていることをご存知でしょうか?

統一發票(トンイーファーピャオ)と言って、営業登録をしている店舗で商品やサービスを受け取った際に発行されるのですが、この統一發票にデカデカと書かれている数字が宝くじの番号に当たります。

2ヶ月に一度当選番号が発表され、一等はなんと1,000万元! 日本円にして3,800万円相当です。

日常的にお買い物をしているだけで最高3,800万円が当たるチャンスがあるなんて、人生が少しだけ面白くなると思いませんか?

ちなみに統一發票は1951年に税収改善のために導入したものらしく、実際に76%もの税収アップに成功したそうです。台湾人って本当に合理主義だな〜。

最近は電子レシートが普及しており、当選していると自動的にお知らせが来ることもあるのですが、やっぱり2ヶ月に一度、自分でちまちまチェックする楽しみは譲れません。

そこで、毎回忘れないようにリマインダーまで設定しているのですが、未だに数えられるくらいしか当選したことがありません。下3ケタが同じなだけで200元が当選するので、確率は1000分の3と結構高いのですが…。

外国人でももらう権利があるようですので、コロナが空けて台湾に来たら、レシートは捨てないでくださいね。あ、もしくはレジの横にたいてい寄付箱があるのでそこに入れるのもOKです。寄付箱に入っていた統一發票が当選していた場合は、慈善団体に寄付されますので。

ちなみにぼくが当てた最高額は、一度だけ出た500元です。こういうのって、なぜだかよく当たる人と当たらない人がいますよね。