沢登りin台湾「三光渓」#01
2013年4月26日夜出発〜28日の間に台湾で沢登りをしてきました。台湾人6人、日本人2人の合計8人パーティー。
日本とはまったく異なる海外での沢登りを体験し、そしてお互いの国の文化の違いを知ることができた、面白おかしい沢登りでした。
憧れの海外沢登り
事の発端は、探検部時代の後輩から声をかけられたこと。海外溯行同人のつながりで台湾の沢屋と知り合ったから、今度いっしょに行きましょう、とのことでした。しかし、沢登りは八久和川で死ぬような目にあって以来。
「まーでも、台湾人に連れてってもらうんだから、まあなんとかなるだろう。」なんて思っていたら大変な目にあいました(笑)。
誰といっしょに行くのか分からない沢登り
実は探検部以外の人と登山する経験はほとんど有りませんでした。沢登りに関しては、まったく初めてのことです。
しかも、相手は言葉の通じない台湾人。集合場所の桃園駅に着くものの、台湾人が時間を守るのか、そして誰といっしょに行くのか分かりません。
とりあえず、みんな英語がしゃべれるらしいけど…。
後輩といっしょにデッカイザックを持って駅で待ってたら、案の定向こうから話しかけてくれました。
ちなみに、午後9時集合だったのに全員集まったのは10時30分過ぎくらい。やはり、台湾の方は時間にルーズなのか…?
入渓点までは車で3時間くらい
海外での沢登りは初めて&お互い言葉が不自由。そんなワケで、ぼくと後輩は何がなんだかよく分からないまま、車で入渓点へ連れて行かれました。
車は8人全員乗れる大きなバン。台湾は交通が不便なので、山に行くには必ず車を借りないといけないそうです。
途中、セブンイレブンで休憩をとります。みんなは明日の朝御飯と、行動食を購入しますが、ぼくたちは予め買っていたので、とりあえずビールを購入。
「日本人は飲んでばっかりとか思われませんかね?」
などと話しつつも、日本と同じ感覚でビールを入渓前に購入。ちなみに、台湾の人はお酒をあんまり飲みません。健康的でいいよね。
大雨のなか眠りにつきました…
セブンイレブンからまた1〜2時間進んで、入渓点に到着。海外の沢登りだから、結構遠くまで行くんじゃないかと思っていのですが、意外と近い感じがしました。
そして初日は入渓点の林道で眠ります。雨が降っていました。大雨…。
夜じゅう、タープから雨が零れ落ちて不安でしょうがなかったです。八久和川の時も、こんな感じで降ってて、鉄砲水になったからなあ…。
とはいえ、後輩はこの沢登りのためだけに台湾に来ているし、その他のメンバーも台南や台中からはるばるやってきています。そしてリーダーの台湾人がぽつり。
「Sawanobori in Taiwan is always rain…(台湾での沢登りはいっつも雨だから…)」
[box class=”box32″ title=”台湾三光渓沢登り1日目”]
- 後輩と共に台北の桃園駅へ。
- 台湾人パーティーとなんとか合流。
- 台湾人パーティーが準備した車で入渓点へ。
- 途中セブンイレブンで食料と酒を購入。
- 大雨のなか、入渓点前の林道でビバーク
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次回のお話はこちら
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