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あなたが海外でノマドするための7つの条件

あなたが海外でノマドするための7つの条件

昨年あたりから、「ノマド」という働き方が話題になっています。典型的なイメージは、Macbook Airを愛用し、スタバやコワーキングスペースを渡り歩くというものではないでしょうか(笑)。

しかし、ノマドとは働く環境を選ばない働き方のはず。本当ならば、もっと自由な環境を渡り歩けるのではないでしょうか?

そこで今回は、私自身が現在進行形で実践している「海外でノマドするための7つの条件」をご紹介します。

1, 時差の少ない国を選ぶこと

あなたが海外でノマドするための7つの条件

まず最初に考慮すべきことです。

海外でノマドするといっても、日本のお客さんとやりとりがある方がほとんどだと思います。もし、時差が12時間もあるような国を選んだら大変です。あなたは、毎日昼夜が逆転した生活を送らなければならなくなります。

時差がないか、前後2時間以内の国が妥当でしょう。時差が少なければ少ないほど、日本とのやりとりはスムーズになります。

日本との時差を確認するには、下記のサイトが便利です。

>>世界の時間/世界の時差<<

2, 現地で使えるスマホを準備すること

あなたが海外でノマドするための7つの条件

せっかく海外でノマドするのであれば、仕事の環境を離れて観光したり、現地の人とのコミュニケーションも大切にするべきです。部屋に閉じこもって仕事していたら、なんのために海外に来ているのか分かりません。

そこで、海外でも使えるスマホ(SIMフリーのスマホ)を準備しましょう。スマホがあれば、外出中でも急な用件に対応することができるはず。これで安心して外出できますね。

どうしても心配ならノートパソコンも持って行きましょう。ただし、盗難に気をつけて。ちなみに、海外ならほとんどの国でプリペイドSIMを入手できます。

なお、今お持ちの携帯電話も、各キャリアのショップに行けばSIMロックを解除できます。ドコモの場合は、3,150円で10分くらいで解除してくれました。ただし、機種によってはSIMロックを解除できないので注意。

3, 仕事用の電話をIP電話にすること

あなたが海外でノマドするための7つの条件

いわゆるノマドの人がどんな電話番号を使っているのか分からないのですが、ぼくはSkypeを仕事用の電話番号として使っています。すると、世界中どこにいてもお客様からの電話を受け取ることができます。

3ヶ月2,250円で一般電話からSkypeに電話を掛けられる電話番号がもらえるのは、案外知らない人も多いかもしれません。

ちなみに、月額プランやプレミアムアカウントに申し込んでいると、最大50%割引の価格で電話番号をもらえます。

月額プランを申し込むと、Skypeから固定電話や携帯電話への連絡が安くできるので、Skypeの電話番号を申込む前に月額プランに加入することをオススメします。

Skypeを仕事用の電話番号にするメリットは他にもあります。海外でノマドする場合のSkypeの一番のメリットは、Skypeでオフラインの時に電話があった場合、他の電話番号へ自動転送することができる点です。

条件3で説明したスマホに電話が転送されるようにすれば、外出中でも仕事用の電話に対応できます。

また、電話をかける人にとっては、普通のIP電話に電話する感じですから、まさかあなたが海外にいるとは思いません。もちろん、お客様の通話料金も国内にかける料金と変わりません。

>>Skypeヘルプ<<

4, ネット環境のある部屋を選ぶこと

あなたが海外でノマドするための7つの条件

海外でノマドする場合は、現地の安宿やゲストハウスを利用することになるでしょう。できれば、ネット環境のある一人部屋を選ぶべきです。

とはいえ、実際には予算やその他の条件から一人部屋は厳しいかもしれません。その場合、仕事は近くの喫茶店などWIFIスポットですることになると思います。一人部屋でなくても、せめてネット環境のある部屋を選びましょう。

もちろん、スマホをテザリングさせてネット環境を自作することもできますが、SIMフリーのスマホでもテザリングはできないという話を時々見かけます。

現地について、いざテザリングしようとしたけど、できなかったじゃあ話になりません。また、ちょっとした作業をするにも、やはり部屋にネット環境があった方が断然ラクです。

5, 物価の安い国を選ぶこと

あなたが海外でノマドするための7つの条件

せっかく海外でノマドするのであれば、物価の安さも大切です。

物価が安ければ、そのぶん日本でいるより低い予算で生活できますし、言葉が通じなくても割と不自由なく生活できるはずです。

条件1の時差前後2時間を考えると、ほとんどの国は物価が安いアジア圏なので、あまり意識する必要はないかもしれませんが、案外オーストラリアも時差前後2時間に収まる地域が多いです。

オーストラリアも、日本に比べると物価は安いですね。言葉も英語なのでけっこうオススメです。

6, 現地の友達がいる/つくること

あなたが海外でノマドするための7つの条件

絶対条件ではないものの、いるとやっぱり楽しいです。何か困ったことがあれば相談できますし、現地の友達が車やバイクを持っていたら行動範囲も広がります。

美味しいお店も知ってますし、言葉の練習にもなりますし、現地の友達はいた方が絶対にいいです。

日本で海外の友達を作るには、交流イベントに参加したり、観光地で親切にしてあげたりするのがいいでしょう。最近はみんなfacebookをやってるので、簡単に連絡が取れます。

7, 現地の言葉または英語でコミュニケーションがとれること

あなたが海外でノマドするための7つの条件

何かトラブルがあった場合、現地の言葉が話せないと厄介です。あなたは、仕事をしにやってきているわけですから、トラブルに巻き込まれて仕事ができなくなったら大変です。

そんなとき、現地の言葉がしゃべれないと非常に困ります。現地の言葉が無理なら、生活に必要な英語以上の英語力が必要です。それができないなら、海外でノマドはやっちゃいけません。

さて、オススメの地域は?

ぼく自身は現在進行形で、台湾でノマドワーキングしていますが、その他にも派遣添乗員とNPOを兼業していた時期を含めると、インド、ベトナム、カンボジア、トルコ、オーストラリア…と合計6カ国でノマドワーキングした経験があります。

どの国でも、とりあえず電話とインターネットがあれば最低限の仕事はできます。

でも、実際に生活することを考えると…、オーストラリアが一番快適なんじゃないかなあ、と思っています。

オーストラリアなら、どこに行っても英語が通じますし、日本人の多い街なら日本語も通じます。時差も少ないですし、アウトドアアクティビティもたっぷり。日本からの旅費もLCCのおかげですごく安いです。

あなたなら他にはどんな条件が必要ですか?

ということで、すでにノマドワーキングしている方の場合は、以上7つの条件を満たせば、海外でもノマドできるのではないかと思います。

もちろん、機材の問題ですとか、インターネットの速さとか、業種によって異なる条件は増えていくと思います。あなたの業種なら、上記7つの条件以外に何が必要ですか?

注意

ノマドワーキングをする場合、最も注意することはセキュリティだと思います。日本ならそこまで心配する必要はないかもしれませんが、海外の場合は、いつも以上にセキュリティに気を配るべきでしょう。

また、この記事は安易に海外でのノマドワーキングを推奨するものではございません。私の場合、仕事の条件や縁が重なりあって、台湾でノマドワーキングできています。

本当に海外でノマドワーキングをする場合には、上記7つの条件以外に注意することが沢山あるので、自分自身でチェックをしましょう。