無料で使える本格スタジオ「YouTube Space Tokyo」オープン
本格スタジオ、オープン。
先日、六本木ヒルズに「YouTube Space」なる
本格派撮影スタジオがオープンしました。
これは、GoogleがYouTubeにチャンネルを持っている人に
提供するサービスで、
- 動画
- レコーディングスタジオ
- 編集室やグリーンスクリーン
(合成をする際に使うクロマキー用のスクリーン)
などを使うことができます。
近年はスマホの普及も相まって、YouTube視聴者はもちろんのこと、
独自のチャンネルを持って自分の動画を発信するユーザーも
爆発的に増えていますよね。
かくいうぼくも、自分のチャンネルを持っており、
一つだけですが、人気動画があるのが自慢です(笑)
無料で使えます。
さて、そんな発信者は自宅でなんとか環境を揃えていたり、
もしくは制作環境についてはあまり気にしていないのかもしれません。
しかし、このようにユーザーが使える本格的スタジオがあれば、
もっといい動画が撮影できることは間違いないはず。
機材を使えるだけではなく、
専門のスタッフが使い方を教えてくれると言うのだから、
至れり尽くせりというもの。
でも、あなたは、きっと利用料が高いんでしょ? と思ったところでしょう。
実は、このスタジオはなんと無料で使えるのです!
なんてこった。
さすがGoogle。
広告費で稼いだお金でさまざまな便利機能をインターネットで
無料で提供しているGoogleは、現実世界でもその約束を守っています。
ちなみに、利用申し込みをするには、
YouTubeパートナープログラムに申し込みをする必要がありますが、
ワンクリックで完了します。
ちなみに、ぼくのチャンネルは既に登録されていました。
たぶん、広告を表示しているとパートナーになっているんだと思います。
NPOこそ、活用すべきだ!
前回は、ジャーナリストが次々に大手メディアから離れて
NPOなどに活躍の場を移していることをご紹介しましたよね。
YouTubeなどの動画サービスの普及に伴い、
今では誰しもが発信者になることができるのです。
インターネットでは、基本的に無料で情報を発信することができるため、
資金の少ないNPOは大いに活用すべきだと思います。
とはいえ、twitterやfacebookに比べ、
動画を使った発信をしているNPOは少ないのではないでしょうか?
村おこしNPO法人ECOFFでは、
創立した2年前からプロモーションムービーがありますが、
当時ムービーを持っているNPOは周囲にはほとんどありませんでした。
今でもあまり状況は変わっていませんが…。
そんなわけで、今回オープンした「YouTube Space」は、
資金を節約しつつ効果的なプロモーションが不可欠な
NPOこそ活用すべきスタジオではないかと思います。
もちろん、YouTube Spaceは日本だけでなく
ロンドンとロサンゼルスにもあります。
YouTube Spaceを使いはじめてから、
チャンネル登録者が10万人から100万人になったという事例もあるそうです。
まあ、10万人も登録者がいるからこそ効果的だったのでしょうが。
そんなわけで、動画制作者だけでなく、
NPO関係者にこそ知ってほしい施設のご紹介でした。