zoomのNPO向け割引料金は本当にお得かどうか検証してみた
zoomのプロプランの利用料金は、毎月2,000円で、年間24,000円です。年間契約だと毎月1,675円なので、年間21,000円で、差額は3,000円。もし1年のうち10ヶ月しか使わない場合は月ごとに契約した方がいいことになります。
ただし、zoomはNPO(非営利団体)向けにテクスープ経由で割引料金を提供しているので、料金はもう少し安くなります。
テックスープの紹介ページを見ると…
となっているので、年間7,404円だったら超お得じゃん! と思ったのですが、これはあくまでもzoomのNPO向け割引料金を申請するための手数料に過ぎないことが分かりました。
そこでさらに説明を読んでみると、zoomのNPO向け割引料金は通常料金の50%オフだということが分かりました(年間契約のみ適用)。
つまり1年間の料金は20,100円の半額の10,050円で、1ヶ月あたりの料金は1,675円の半額で838円となります。これは安いですね。
ただし、その料金を適用するにはテックスープに手数料7,404円の税込価格の8,144円を振り込む必要があるので、実際には10,050円+8,144円の合計18,194円となります。
普通に年間契約した場合の料金が20,100円なので差額は1,906円です。通常より1ヶ月分安く使える感覚ですね。意外とそんなに安くないです。
ただし、各種アドオンも半額で利用できるので、zoomの機能を使いこなしたい場合にはかなりお得になります。
アドオンを使わない場合は思ったより安くはなりませんが、毎月ミーティングやオンラインセミナーなどを行う場合は迷わずにテックスープに申請して割引料金を適用した方がいいことが分かりました。
ですが、年に数回だけミーティングやオンラインセミナーで使いたいだけの場合はちょっと微妙です。
なぜなら月ごとの支払いの場合は12ヶ月で24,000円なので、その場合の差額は5,806円。要するに年間に9ヶ月以上使うのであればお得だけど、それ以下なら必要な時に都度契約した方がいいからです。
今回は新規事業にオンライン会議システムを使いたかったため、どのプラットフォームが良いか検討していたところ、主に以下の理由でzoomを採用したいと思い検証してみました。
- Google Meetより帯域を使わないので通信状況が悪い地域の人でもストレスなく参加できること
- グループ分けができること
しかし、上記2点以外の要件はGoogle MeetやLINE通話でも満たしているので、新規事業が軌道に乗るまでは、どうしてもzoomが必要な時だけ利用するために月払いで様子を見ることにしました。