壊れても直して使う喜び
ぼくは物はできる限り持たないようにしています。ですから、長く使えて丈夫で修理できる物を選ぶようにしています。
しかし、それが極端になるとボロボロで色も落ちた服を着る着る…なんてことになってしまいますよね。さすがにそれでは困ります。
でも、ボロボロでも唯一?許されるのがジーンズ。まあ、ボロボロにもいろんな種類が有りますけど、よっぽどでなければ違和感がないのがジーンズですよね。
ということで、修理に出してきました。日本では古着の修理をしているお店ってほとんど見かけなくなってしまいましたけど、台湾では日常です。
服以外でも大抵のものは修理できるので、町のちょっと賑やかな場所に行けば物の修理には困りません。
ぼくは台湾のこういうところも本当に好きです。日本だと修理するお店も少ないし、買ったほうが高かったりするのですが、台湾ならジーンズの穴を塞ぐのは1ヶ所あたりたったの50元くらい(180円くらい)。大きくても小さくても50元なのはなんだか台湾人の寛容な性格を思わせますね(笑)
気に入ったものは長く使いたいと思っている方は、この気持ち分かりますよね。他人にとってはただのジーンズだったりするのですが、本人にとっては色々な思い出があるわけで。
でもそういうふうに物を捨てられないと困るので、最初から物を買わないように心がけているというわけです。
壊れたら買い換える、ではなく、壊れたら直すという選択肢が日常の台湾。これからもこのように物を大切にする文化がなくならないといいなあ。