あの家具、中国語では何と言う?
いよいよ来年引っ越しができそうなので、引っ越し先の家具をどうするか妄想しています。
もちろん、家具は澎湖(ポンフー)でも買えるのですが、人口10万人(実際に住んでいるのは5万人くらい)の島ですから、選択肢が少ない上にIKEAもニトリも無印良品もありません。
※一応注釈を入れておきますと、台湾にもIKEAとニトリと無印良品あります! IKEAの値段は日本のと同じですが、ニトリと無印良品は物にもよりますが日本で買ったほうが安いです。
澎湖の家具屋さんで買えるのは、聞いたことのないブランドばかりで、さらに店舗面積の関係上ほとんどの家具はカタログを見て選ぶしかありません。
大きさや質感を確認せずに何年、下手したら何十年も(というかそんな良いのは多分選べない)使う家具を選ぶのはちょっとリスクがあるし、そもそもあんま面白くないですよね。
日本の家具だったら、カリモクだとかフランフランだとか、大体どのブランドが定番でどのクラスのものなのかなんとなく分かるし、調べればいくらでも出てきますが、台湾だとさすがにそうはいきません。
そして何より大変なのが、細かい家具の種類を中国語でなんというのかが分からない!
こういうのは天下のGoogle翻訳も役立たずなことが多いので、カミさんに聞いたりするのですが、それでも専門的なものは案外ネイティブでも知らなかったりするものです。
そんな時は台湾の家具屋さんのウェブサイトで調べたり、画像検索から辿っていって中国語でなんと言われているか確認します。
というわけで、せっかくなんで難しかったものや間違えそうなものをメモしておきます。もし台湾で家具選びしている人の参考になれば幸いです。コピペして検索すればたくさん出てきます。
床:ベッド
床墊:マットレス
床架:ベッドフレーム
沙發床:ソファベッド
掀床架:跳ね上げ式収納付きベッドフレーム
餐椅:ダイニングチェア
折疊椅:折りたたみチェア
吧台椅:カウンターチェア(座面高75cm前後)
中島椅:カウンターチェア(座面高65cm前後)
ちょっと面白かったのは、カウンターチェアの高さによって名称が異なることでした。日本だとカウンターチェアで一括りなのですが、台湾だと「吧台椅」と「中島椅」の2種類で明確に分かれています。
吧台椅は、その名前の通りバーで使われるような座面が高いチェアで、中島椅の「中島」はアイランドキッチンのことなので、アイランドキッチンをそのままダイニングテーブルに使う時に適した高さのチェアということです。
餐椅は、普通のダイニングチェアです。餐椅<中島椅<吧台椅の順で座面高が高くなるわけですね。
カウンターチェアがわざわざ2種類に分けられているところから見るに、台湾ではアイランドキッチンをダイニングテーブルにする家庭が多いということなのでしょう。
さて、我が家は中島椅を導入しようと考えているのですが、アップル本社でも採用されている椅子を製作しているマルニ木工のHIROSHIMAスツールは66,000円から、イームズのシェルスツールは69,300円からでした。
ぼくは、そっとタブを閉じました。